「どちらを使うべきでしょうか?」正直な答えは「ケースバイケース」ですが、発注書にサインする本人にとってそれは役に立ちません。そこで私たちは答えるのをやめ、測ることにしました。同じフロア、同じ1年、両方の無線方式です。

それぞれの無線が実際にやっていること

パッシブUHF RFIDは鏡のように動作します。リーダーがエネルギーを放射し、タグがその一部を自らのIDとともに反射して返す。タグには電池が一切ありません。BLEタグはその逆です。コイン電池を内蔵し、スケジュールに従ってIDをブロードキャストし、近くのゲートウェイがそれを受信します。借りたエネルギーか、持参したエネルギーか——この一点の違いから、他のすべてのトレードオフが生まれてきます。

誰も宣伝しない読み取り率の数字

UHFベンダーは毎秒1000回の読み取りを謳います。その数字は本物です。ただしそれは段ボールの上で、遮蔽のないビーム内で、デモ環境で測られたものです。スチールの工具ケースや缶詰のパレットにタグを付けると、読み取り率は急落します。金属がアンテナを離調させ、水分がエネルギーを吸収するからです。2.4GHzのBLEタグは同じようには離調しませんが、水分に弱いのは同じで、飲料のパレットはどちらの無線にとっても厄介です。読み取り率は「先方の」素材ではなく「自分の」素材で確認してください。

チョークポイントの確実性か、常在的な存在検知か

これが本当の分岐点であり、通信距離よりも重要です。RFIDは「このパレットが14時32分にこのドアを通過した」と教えてくれます。これはチョークポイントの真実——監査人が納得する種類の文章です。BLEタグは「パレットはゾーンCのどこかにある」と教えてくれます。1回あたりの情報は弱いですが、通過した場所だけでなく、今どこにあるのかが分かります。工程にドアがあるならRFIDの確実性は強い。工程に通路があるなら、精度より存在検知が勝ちます。

タグのコストとリーダーのコスト

パッシブRFIDタグは10〜50セントです。リーダーは1台500〜2000ドルで、ドアごとに1台必要になります。BLEタグは1〜5ドル、ゲートウェイは50〜200ドルで数百平方メートルをカバーします。つまり算術は仕事の形で反転します。広いフロアに1万個のトートが散らばるなら、インフラの点でBLEが勝ちます。200個の工具が3つのドアを行き来するなら、RFIDの圧勝です。

あなたが引き受けることになる電池

パッシブRFIDタグに電池はなく、貼り付けたパレットより長持ちします。BLEタグは電池そのものであり、1万個規模ではそれは「購入」ではなく「保守プログラム」になります。交換のスケジュールを組み、低温室で早く死ぬ個体を追いかけ、毎年予算を取ることになります。これがチームがRFIDを選ぶ最も正当な理由であり、仕様書の奥に埋もれさせるのではなく、はっきり言うべきことです。

1年分のデータが実際に示したこと

私たちは8000個のトートにBLEタグを、400個の工具キットにRFIDを付けました。トートに必要だったのは「どの通路にあるか」——BLEがそれに答えました。工具に必要だったのは「ケージから出たか」——RFIDがドアで、誰も文句を言えないタイムスタンプ付きで答えました。両方とも機能しました。どちらも他方を置き換えませんでした。そして1ヶ月ほど経つと、現場のスタッフはどちらの無線が私たちの議論に勝ったかなど気にしなくなりました。

どちらか一方を選ばなければならないなら

自分が実際に何に答えようとしているのかを問い直してください。「今、おおよそどこにある?」はBLEタグの質問です。「この線を越えたか?」はRFIDの質問です。両方必要なら両方を動かせばよい。そしてベンダーに「自社の無線なら何でも答えられる」と言わせてはいけません。そんなことはありません。1年分のデータがその証拠です。

私たちは今も両方を動かしています。倉庫が「どちらかを選んでくれ」と言ったことは一度もありません。